Profile
向後 隆 Takashi KOUGO プロフィール
大学で電子工学を学び、電子楽器メーカーにてシンセサイザーの企画・開発にあたる。大学在学中の1980年に電子音楽とインド音楽を始め、1986年より数多く渡印し、西ベンガル州のVishva-Bharati国際大学にてVishnupur派のSri Ranadhir Roy氏にエスラジを、コルカタにてインド音楽理論をインド・バイオリン奏者のPandit V.G.Jog氏に、エスラジとRaga理論をVishnupur派のシタール奏者のPandit Manilal Nag氏に師事する。
80年代前半にアジア・アフリカの民族音楽と電子音楽を研究し、それらを融合した独自のアンビエントミュージックを探求。
1985年より各地で演奏活動開始。1993年からは、Raga(インド音楽の理論)をベースにしたオリジナルな音楽の製作を開始する。また、各地の建築や施設に流す環境音楽を手掛ける。
NHKテレビ・ラジオに出演。インド古典音楽の他にエスラジを中心として、Macとシンセサイザーを使った独自の音楽制作をしている。CD多数。ヨーガ&メディテーションの為の音楽やDVDも製作。bon-music主宰。JASRAC(ジャスラック・日本音楽著作権協会)会員。
リリースCD & Didital album
エスラジ・Esrajとは?
本場のインドでも少々珍しい、ベンガル地方(東インド)の弓奏楽器。胴体は木をくり抜いたものに山羊の皮が張られています。弦は約20本あり、主に弓で弾く弦は数本しかなく、フレットの下にあるその他の弦は共鳴弦として使われています。「共鳴弦」とは、2本の弦を同じ音程に合わせると、一方を弾いた時に他方の弦もうなり始め、共鳴しあって、豊かな音色効果をつくる弦のことです。この楽器はソロで古典音楽を演奏する場合もありますが、民謡の伴奏に登場することも多く、ベンガル出身のロビンドロナート・タゴール(今世紀初頭のアジアで初のノーベル賞を受賞した文学者)が文学作品以外にエスラジを使った多数の詞曲(タゴール・ソングと呼ばれていて、民衆に愛されている)を残したことでも知られていますが、後継者が少なくインドでも珍しい楽器になりつつあります。
Music
amazon music apple music TIRAKITA
YouTube
Raga Pilu on Expressive-E OSMOSE
Esraj with A4 & opsix
Raga Malkauns
SOMA DVINA
Works
bon-musicより2019年に発売。
インドの弓楽器・エスラジ ( ESRAJ )を全曲にわたってフューチャーした アンビエントな響きのアルバム。
bon-musicより2017年に発売。1枚1枚暦(こよみ)をめくるように、本当の自分に出会っていくヨーガの為の音楽。
ロングセラーを続ける「こころのヨーガ」(赤根 彰子著・アノニマ・スタジオ刊)という本のCD版
神奈川県・北鎌倉にある、スクール・トリートメント・カフェ気流の為に制作したオリジナルCD。
TBS世界遺産にも使用された名盤「Nada Vibration」に新曲1曲を加えて、生まれ変わったリラクゼーションCD。
bon-musicより2012年に発売された、YOGAの為の音楽で、各曲はインド音楽のラーガをモチーフにして創られている。
プレムプロモーションより1993年に発売された「音の礼拝」を再マスタリングし、ジャケットもリニューアルしてbon-musicより発売。
bon-musicのCDからヨーガに適した曲を抜粋して編集された。キングレコードより2011年に発売。
bon-musicより2009年に発売。エスラジ + Mysterious + Sounds + Rhythm + うちゅうから来た植物 = The Mysterious Uviverse
bon-musicより2008年に発売。music like air.というコンセプトで、各曲はインド音楽のラーガをモチーフにして制作。
bon-musicより2006年に発売。穏やかな波音をバックに、エスラジの音色が果てしなく広がる。
bon-musicより2006年に発売されたYogaとメディテーションに最適なアルバム。静けさが永遠と続く夜の世界。
bon-musicより2006年に発売。静かなるシンセ音をバックにエスラジのインプロを収録したアンビエント・メディテーションCD。
bon-musicより2001年に発売。1988年と1998年のインドの旅を回想して製作。シャンティー(平和)なアトモスフィアに満ちたCD。
bon-musicより1999年発売。CD・Moon Light Picnicのイメージに戻って創られ、エスラジと様々な民族楽器や自然音が混じり合う。
bon-musicより1999年に発売されたヨーガの為のCD。太陽礼拝と月礼拝が実践出来る。インド政府公認ヨーガ研究家・赤根彰子監修。
bon-musicより1998年に発売され初のアンビエントミュージックを試みる。Dakini RecordのNada masala Vol.1にも収録。
bon-musicより1998年に発売されたエスラジのソロアルバム。インド音楽の原点に戻り、様々な時間帯のRagaを演奏。
bon-musicより1995年に発売。メディテーションアルバム。オートハープ、チベッタンベル、タンプーラ、カリンバ等が響く静寂な音。
bon-musicより1994年発売。アジアを旅した月夜の晩を回想して創作。様々な民族楽器の音に包まれ、エスラジが心地よく響く名盤。
プレムプロモーションより1993年発売。32ページのヨーガテキスト付(赤根彰子監修)で、12種類の礼拝ポーズに、12のRagaの曲を収録。
bon-musicより2001年に発売。向後隆、沢田俊一(シタール)、立岩潤三(パーカス)のユニットであるMemories of NadaのCD。
bon-musicより1997年に発売され、向後隆、沢田俊一(シタールギター)、吉口克彰(パーカッション)のユニット・SAMSARAのアルバム。
Blissful musicより2001年に発売。ピアニストの渡辺かづきと向後隆のデュオCD。西洋的なピアノ音にオーガニックなエスラジが響く。
AMAHORO Musicより発売された、アフリカのハープのコラ奏者の川岸広吉と向後隆のユニットであったAMAHOROのCD。
Crescent Recordより1997年に発売されたBamboo From Asiaのセコンドアルバム。ミニマルミュージックと民族音楽的アプローチがなされる。
Maypayレコードより1993年に発売。民族楽器作曲家の関口孝がリーダーのオリジナル・アジアン音楽。キム、尺八、エスラジ、タイ楽器。
イノヤマランド、バンブーフロームアジア、吉村弘などの環境音楽専門レーベルのクレッセントのコンピレーションアルバム。2004年作。
九州のヒーリングレーベルの国つくり伝説シリーズより2001年に発売。雅楽ユニットの「むすびひめ」とのコラボレーションが面白い。
Dakini Recordより2000年に発売。「Circulation」に収録の「壷ダンス」がシングルカットされ、世界中のクラブフリークに絶賛された。
葉山の海の家・OASISに集まったミュージシャンのCD。AMAHOROで参加。1997年作。
Awa Recordより1994年に発売。「東京楽士」のミュージシャンとはまた違ったコンピレーション。
Hiroba Recordより1993年に発売。渋谷のエスニックレストラン「スンダ」に出演していた今を代表する民族楽器奏者達の原点アルバム。
BMG FUNHOUSEより2001年に発売された、JAZZヴォーカリストの鈴木重子のバックで参加。
ワーナーミュージックより1998年に発売された、ヴォーカリストのSarahのバックで参加。
ワーナーミュージックより1997年に発売された、フレンチポップス・ユニットのnadegeに参加。
Kaigan Recordsより1997年に発売された、岩沢二弓(ブレッド&バター)のソロアルバムに参加。
湘南の音楽を紹介しているKaigan Recordsより1996年に発売。岩沢二弓(ブレッド&バター)の娘・シーマの歌のバックで参加。